Androidスマホを売却するとき、正しく初期化できていますか？

Androidスマホを売却するとき、正しく初期化できていますか？

スマホを売るときに、初期化をきちんとできていますか？実は、初期化をしただけでは後から復旧ソフトを使って簡単に次の所有者に個人情報を抜き取られてしまうことがあります。

また、万代ではスマホの買取は初期化されている端末しか買い取ることができません。

そこで今回は、Androidスマホを買い取りに出す前の初期化のやり方について解説していきたいと思います！

残債の確認

多くの方がスマホをキャリアの分割払いで購入しているのではないでしょうか。残債があっても買取や下取りに出せる場合もありますが、売却後も引き続き残金を払い続ける必要があります。また、分割払い中に売却した後、支払いが滞ってしまうと本体に通信制限がかかります。そのような端末は買い取ってもらうことはできません。売却する際は、残金を一括で払っておくことをおススメします。

残債の確認はキャリアショップで確認するか、キャリアサイトから端末の製造番号（IMEI番号）を入力することで確認できます。

バックアップ

バックアップはGoogleドライブにデータを移動させる、USBメモリ・SDカードに移動させる方法があります。

Googleドライブでのバックアップ

設定→システム→バックアップ→「Googleドライブへのバックアップ」をオン

動画や写真はGoogleフォトにバックアップします。

Googleフォト→メニュー→設定→「バックアップと同期」をオン

SDカード（またはUSBメモリ）でのバックアップ

SDカードに対応している端末であれば、SDカードを差し込むことでバックアップすることができます。

「ファイル」を開いて内部ストレージに保存されているデータを全てSDカードにコピーすればバックアップ完了になります。

※端末・バージョンにより異なります

アカウント削除

Androidスマホは、Googleアカウントと紐づいている状態です。

そのため初期化前にGoogleアカウント情報をスマホから削除して，紐づきを解除しておく必要があります。

手順は以下のようになります。

設定→アカウントとバックアップ→アカウント削除→削除したいアカウントを選択→アカウント削除

おサイフケータイの初期化

おサイフケータイは，スマホを初期化してもデータが残るので注意が必要です。

おサイフケータイは，スマホに内蔵されている「FeliCaチップ」を使った機能であり、端末内のデータ初期化とは別になります。

残高が残っている人は，初期化する前に必ずデータをお引越しする必要があります。

データ移行は，おサイフケータイのアプリごとにやり方が違うので，各サイトをチェックしてください。

完全におサイフケータイの履歴を消去する場合は，購入したキャリアのショップで依頼することができます。

画面ロックの解除

売却する際は、画面ロックを解除しなければ、次に使用する人がスマホを使用できなくなります。そのため、画面ロックの設定を解除する必要があります。

手順は、

設定→セキュリティ→画面のロック→パスワード入力→「なし」を選択

売却ではなく、廃棄の場合は画面ロックの設定の解除はしない方が自分の情報を保護することができます。

暗号化

初期化をするだけでは端末内にデータが残っていることがあります。

万が一データを盗まれても読み取れないように暗号化を行いましょう。暗号化には1時間以上の時間がかかると表示され、さらに充電が完了している状態で充電ケーブルをさしたままで進める必要があります。

暗号化の手順は

設定→セキュリティ→暗号化と認証情報→スマートフォンの暗号化

となります。

※バージョンにより異なります

この時、「スマートフォンの暗号化」の下に「暗号化されています」と書いてあれば暗号化の必要はありません。

初期化

暗号化が完了したら、データを初期化していきます。

手順は

設定→バックアップとリセット→工場出荷状態に初期化→端末をリセット→実行

です。

※バージョンにより異なります。

SIM カード、SDカードを抜く

忘れがちですが、SIMカードとSDカードを抜きましょう。

万代でスマホの買取やっています！

万代ではスマートフォンの買取を行っています。冒頭で説明した通り、初期化されているスマートフォンのみが買取の対象となっています。スマートフォンを売却する場合は、こちらの記事を参考にして初期化を行ってみてください！